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2010年9月 7日 (火)

ゼノブレイドをクリアしたので…

発売日に買ってから約3ヶ月。ようやくクリアしました。総プレイ時間はニンテンドーチャンネルで確認したところ160時間チョイ。それだけやってもまだやり残した事がある、凄いボリュームのゲームでした。

プレイしてどうだったかと聞かれたら「楽しかった!」この一言に尽きます。ゼノブレイドは本当に良いゲームでした。今までプレイしたゲームの中で、1・2を争える程好きなゲームになりましたね。思い出補正がかかりまくったGBの聖剣やFCのDQ2、FF3、それ以外でも沢山遊んだSFCやPSのゲームの数々と並べて好きと言えるゲームがこの時代になって現れるとは思いませんでした。ここのところRPGゲームはリメイク作をプレイしてばかりで懐かしいし面白いんだけど、当時のように夢中でプレイしてるかと言うとやっぱりちょっと違うんですよね。新作も携帯機ばかりでしたし、ゲーマーから足を洗っちゃったから昔みたいにゲームでドキドキしたりワクワクしたりは無理なんかなあ…と思ってました。だから凄く良い意味で裏切られました。

広いフィールドを自由に駆け回る爽快感。高低差を生かしたフィールドは、見えているのになかなかたどり着けない場所を探索するギミックになっていました。大瀑布にかかる虹を見ながら吊り橋から飛び降りたり、雪山の凍りついた坂道が滑り台になっていたり、新たな舞台へ移動するたび、本当に楽しかった。そんなフィールド探索ををさらに面白くしていたのが天候と時間で、普段は澄み切った空なのにフィールドによって雷雨や吹雪、濃霧やダイヤモンドダスト、星の降る夜があったり。そこに時間経過による空の変化があって、場所によっては空だけじゃなくてフィールドも雰囲気が変わったりで、ゲームなのに絶景に息を飲みました。

そこをモンスター達が闊歩する訳ですよ。シームレスなので、フィールドにいるモンスターとそのまま戦闘に入る事が出来るし、到底敵わないレベル差のある敵から命からがら逃げる事もある。逆に敵わないとわかっていてもついつい挑戦しちゃったりもする。私、RPGでは基本的に俺Tueeeeプレイがしたい方なんです。あと、戦闘も結構めんどくさいと思ってる。終盤の硬い雑魚敵なんて素通りして通りたい。そんな私でも戦闘が苦にならず、最後までガッツリ戦闘しまくっています。パーティーよりレベルの高いモンスターにガンガン喧嘩を売り、返り討ちにあいながらもワクワクしています。クリアしたけど、強い奴もっといっぱい居るこの幸せ!戦闘もシステム自体はそんなに難しくありません。もうね、頭が古いからコマンド式じゃないと無理!って思ってたんですよ。でもすっごい丁寧にチュートリアルはいるんだこのゲーム。機神兵を転倒させるにはどうすればいいか、とか連携をするにはどうしたらいいかとか。説明→実演→勝利っていうのを丁寧にイベントに混ぜ込んでやってくれるんで、話を進めるうちに戦い方はマスター出来ました。

戦闘におけるキャラクターのバランスも凄くて、キャラクターを作る際に戦闘での役割をまず作ってからキャラクターの性格や肉付けをおこなっていったというだけあって、どのキャラの組み合わせでもちゃんと戦えるようになってます。多少「強キャラ」か否かってのはありますが、所謂「鉄板」の組み合わせじゃなくても良いってのは迷うけど凄く楽しいんですね。私はメインで操作するのはメリアでしたが、ストーリーにおいて重要な戦いの時はシュルクを操作したり、因縁の相手が居る時はダンバンさんを操作したり、パーティーもその都度組み替えて盛り上がっていました。時には回復が追いつかなくて苦労する事もありましたが、メイン回復であるカルナを入れなくても意外と頑張れたりするのが凄いなと。カルナはカルナで構成次第でなかなかの攻撃力を持つみたいなんで、これは今後極めたいですが!

キャラクターの造型といえば、それぞれの性格も凄く良かった。仲間に八つ当たりしたり、自棄放棄になるようなキャラは一人もいなくて、辛い事があっても常に前向き。本当は前向きなだけでもなくて無理して強がってる部分はあるんだけど、それもまた良い具合にキャラの性格になってるんですね。プレイしててこのキャラ嫌だな、ってのが無い。操作しているキャラが「なんでそういう行動するんだ!?」ってなっちゃうと一気にさめちゃうけど、そういう要素が限りなく少ないゲームだと思いました。

あと特筆すべきはテキストの多さ!音声付きのイベントシーンのみならず、NPCとの会話もやたらとバリエーションが多いんです。しかも物語の進行具合によって、がらっと話す内容が変わったりしてる。さらに一人のNPCがクエスト中や時間帯によっても違う内容の事を話したりする。クエストはさすがにテンプレだろうと思いきや、特定のキャラがパーティに居る時だけテンプレートに割り込んでくる会話があったりして、またそれがコントみたいに出来が良くて笑っちゃうこともしばしばありました。名有りNPCどうしの繋がりや、本筋では明かされない設定などが盛り込まれていたのでNPCとの会話が作業に感じなかった。むしろ新たな会話によってキズナが繋がっていくのが本当に楽しかった。

そうやって街の人々との親睦を深めて、深めたところで起きる終盤の展開。やっぱ「ゼノ」なんですね。もうね、えげつねえw何という鬱展開仕込んでくるねんと。しかもこれ、多分本筋だけ追ってたらそんなにダメージ無いんだ。クエストをこなして、そこの街との関わりが深ければ深いほど、やりきれなくなっちゃう。このあたりはレベル的な事もあって、一部のものを除いてまだちゃんとこなしては居ないんですけど。気が重いわ…やるけど。ストーリー、基本は王道なんですよ。結構真っ当に少年漫画的な展開なんです。そこに「ゼノ」なテイストがガンガン入ってる感じ。ロボットアニメの脚本をされている竹田裕一郎氏が脚本に関わってらしたせいもあるかもしれません。要所要所で必ず盛り上げて来る。

もう一つアニメ的要素といえばムービー。Wiiということもあって、高精細高解像度な画面ではありません。そこは否定出来ないと思う。でもムービーシーンのカメラワークや表情が凄く上手かった。プロダクションIGがコンテ切ってたんですね。あれは画質の荒さをカバーしうる演出でした。

そして、そんなゲームに色を添えた音楽もまた凄かった!ゼノといえばの光田さんのEDテーマ、言わずとしれた下村さんという大御所にくわえて、ノビヨ師匠の紹介だったというACE+さんと清田さん。この、お名前を存じ上げていなかった二組も凄かった。計6人で90曲以上に及ぶ楽曲があるんですが、そのフィールドやシーンにあった楽曲ばかりでした。クラシックな雰囲気からメタルまで、最後まで盛り上げてくれました。むしろ序盤でサントラを買うに至るゲームは久々でした。機神界通常戦闘曲の「機の律動」はACE+さんの楽曲ですが、NHK-FMのゲームミュージック特集において直近で出たゲームにもかかわらず流れたんですよ。あれは嬉しかったなあ。

そんな感じで、まだ語り足りないけどほんとゼノブレイド面白かったよって話です。ハードがWiiな分、ヲタから見て歓迎されないってのは判ってるんだ何となく。キャラ造型も正直ヲタ向けではないと思う。でも、そういう先入観抜きにしてほんっとに面白いゲームだったんですよ。EDもね、凄く良かった。曲もあいまって、結構涙腺に来ました。

それだけに、今後これだけの完成度のゲームは生まれるのかなあとも思う訳で。今はまだゼノブレやりこんでる時期だからいいけど、この後これに思い出補正ついちゃったら、どのゲームも敵わないよ…。

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